両立

妊活でワークライフバランスを考える

今結婚しても共働きで生活している夫婦がとても多いです。
不景気、物価の上昇、生活レベルの確保など様々な理由で結婚しても仕事を続ける女性が多いです。
そのため、不妊症に悩んでいる女性の多くは、ワークライフとの関係性にとても悩んでいます。

不妊症の治療でまず最初に行う方法が、タイミング法です。
タイミング法では、まず数か月分の基礎体温を計ったグラフが必要になります。
基礎体温のグラフを元に、排卵日を特定していきます。
確実な排卵日が明確ではない為、内診で排卵の状態を確認したりする必要があります。
そのため、一ヶ月のうちに何度も通わなければいけません。

排卵がしやすいように誘発剤を使用する場合は内服と注射を重複して行う事が多いです。
一定期間筋肉注射を打ちに病院に通う必要があり、人によっては吐き気やめまいと言った副作用があります。
このような副作用に耐えながらも仕事と両立しなくてはいけません。

そこでワークバランスを考えた時に、大事なことは病院選びです。
できる限り仕事帰りに寄りやすいところで病院探しをすることで、妊活への負担が軽くなります。
また職場にも妊活をしていることを伝え協力してもらう体制を作りましょう。
副作用で体調が悪くなったり、病院に行くために早退や休暇が取りやすい環境が大事です。
職場でもストレスを抱えてしまうと妊活には悪影響です。

芸能人でも妊活の為に仕事を休養しなくてはいけない場合もあります。
妊活は仕事と両立するためには、周囲の協力が不可欠になります。
妊活をきっかけに仕事を辞めてしまうと、家計の収入源が一気に低下します。
不妊治療のためには治療費がどうしてもかかる為、仕事はやめられないという人も多いです。
また仕事を辞めてしまうと復職や再就職するのが難しくなります。
不妊治療にどうしても時間を割かなくてはいけない場合がでてきたときには、職場の理解を得られなければ辞めざるをえません。
そうなるまえに職場に自分の意志と仕事がスムーズにいくように常に準備をしておく必要があります。